年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	103	16	48	83	103	185	234	613	618	248

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	183	2.27	2.64	0.00	68.92
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし	53	41.72	21.11	11.32	81.85
050130xx9900x0	心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外	52	29.48	17.54	3.85	84.17
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	36	19.56	13.61	2.78	77.53
100380xxxxxxxx	体液量減少症	30	17.63	11.15	0.00	82.97

最も多い症例は、小腸大腸の良性疾患、2番目が誤嚥性肺炎、3番目がうっ血性心不全となっています。
内視鏡的大腸ポリープ検査のクリニカルパスを作成し、効率的に検査入院を受け入れております。
また、年齢による嚥下機能の低下から、誤嚥性肺炎を発症する患者さんが多く見られます。
当院ではリハビリスタッフによる摂食機能療法を行っており、嚥下機能の向上と再発防止に努めております。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	32	3.69	4.59	0.00	66.03
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	21	11.10	9.00	0.00	66.14
090010xx99x40x	乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	10	2.00	3.66	0.00	59.60
060035xx010x0x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　定義副傷病なし	10	22.60	15.40	0.00	80.20
060335xx02000x	胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	6.93	-	-

鼠径ヘルニアに対して手術を行う症例が多くを占めております。
この他にもイレウス、胆嚢炎症例、乳腺悪性腫瘍に対する手術症例、虫垂炎の保存的治療の症例など幅広い疾患の患者さんが入院されています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等	43	61.26	26.42	2.33	85.21
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし	27	51.37	20.09	3.70	79.89
160980xx99x0xx	骨盤損傷　手術なし　手術・処置等２なし	12	55.33	19.98	0.00	79.83
070370xx99xxxx	脊椎骨粗鬆症　手術なし	-	-	22.23	-	-
160760xx97xx0x	前腕の骨折　手術あり　定義副傷病なし	-	-	4.86	-	-

高齢者に多い転倒による大腿骨頸部骨折や転子部骨折に対して、手術を行った症例が多くを占めております。
手術後は早期よりリハビリをしっかり行い、入院前の運動機能状態にできるだけ近づけてから退院してもらっています。
そのため在院日数は全国平均と比較し長くなっております。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり	53	2.02	2.45	0.00	74.47
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	34	12.35	13.61	0.00	73.50
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）　手術・処置等２なし	-	-	19.61	-	-
11022xxx99xxxx	男性生殖器疾患　手術なし	-	-	9.57	-	-
11012xxx99xxxx	上部尿路疾患　手術なし	-	-	7.93	-	-

前立腺癌の疑いがある患者さんに対して、生検検査を行う入院症例が多くを占めています。
生検検査は１泊２日での入院となります。
次いで、尿路感染症での入院症例、重症化して敗血症に至った入院症例が多くみられます。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120260x001xxxx	分娩の異常（分娩時出血量2000ml未満）　子宮破裂手術等	17	8.00	9.37	0.00	33.82
120180xx01xxxx	胎児及び胎児付属物の異常　子宮全摘術等	10	9.20	9.38	0.00	33.60
120140xxxxxxxx	流産	-	-	2.45	-	-
120010xx99x50x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２５あり　定義副傷病なし	-	-	4.19	-	-
120170x199xxxx	早産、切迫早産（妊娠週数34週未満）　手術なし	-	-	20.78	-	-

当院では、妊娠の判定と分娩までの管理、産後のフォローといった周産期全般の管理を行っております。
精神疾患を有する妊婦の受け入れも積極的に行っております。
また、子宮や卵巣の腫瘍に対する手術も行なっております。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（2500g以上）　手術なし　手術・処置等２なし	50	5.40	6.13	8.00	0.00
080270xxxx1xxx	食物アレルギー　手術・処置等１あり	12	1.25	2.09	0.00	2.50
040090xxxxxxxx	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）	-	-	5.89	-	-
140010x299x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（1500g以上2500g未満）　手術なし　手術・処置等２なし	-	-	10.92	-	-
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎　手術・処置等２なし	-	-	5.70	-	-

出生時の入院が多くを絞めていますが、細菌やウイルス感染症で入院する患者さんも多く見られます。
また、当院では食物アレルギー検査のための日帰り入院も行っております。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-		-	21	1	7
大腸癌	-	-	-	-	33	1	7
乳癌	-				32	1	7
肺癌	-				-	1	7
肝癌					14	1

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	55	24.38	77.76
重症	20	48.75	87.00
超重症	11	49.55	87.91
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	27	35.70	77.93	6.90
その他	-	-	-	-

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	187	0.72	2.13	0.53	68.89
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	24	7.13	12.96	8.33	77.42
K654	内視鏡的消化管止血術	19	2.21	13.63	5.26	72.58
K635	胸水・腹水濾過濃縮再静注法	16	1.56	6.00	0.00	59.19
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの）	14	7.07	14.71	0.00	75.36

大腸ポリープ患者さんに対して行う手術が最多となっております。内視鏡を使用した手術であるため体への負担が少なく（低侵襲性）、入院期間も短くなっています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	19	1.00	2.00	0.00	64.58
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	18	1.94	7.72	0.00	64.50
K6335	ヘルニア手術（鼠径ヘルニア）	15	2.33	2.53	0.00	68.33
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	-	-	-	-	-
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの））	-	-	-	-	-

鼠径ヘルニア関連の手術（開腹・腹腔鏡）、腹腔鏡を用いた胆嚢摘出術が上位を占めております。
乳腺悪性腫瘍手術や虫垂切除手術も行っており、幅広い疾患に対応しております。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿）	45	4.47	64.07	0.00	85.38
K0811	人工骨頭挿入術（股）	15	4.87	61.33	13.33	85.00
K0462	骨折観血的手術（前腕）等	10	2.40	20.90	0.00	58.30
K0821	人工関節置換術（膝）等	-	-	-	-	-
K0483	骨内異物（挿入物を含む。）除去術（下腿）	-	-	-	-	-

大腿骨骨折に対する骨接合術と人工骨頭挿入術を主に行っております。これらの症例は手術後も継続したリハビリテーションが必要となるため、平均在院日数が長くなっております。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8982	帝王切開術（選択帝王切開）	19	1.26	6.37	0.00	33.21
K8981	帝王切開術（緊急帝王切開）	10	0.70	6.30	0.00	33.20
K9091ｲ	流産手術（妊娠１１週までの場合）（手動真空吸引法によるもの）	-	-	-	-	-
K877	子宮全摘術	-	-	-	-	-
K8654	子宮脱手術（腟壁形成手術及び子宮全摘術（腟式、腹式））	-	-	-	-	-

産科領域の帝王切開術の件数が最も多く、出産困難な患者さんにも対応しております。
また、婦人科領域の子宮筋腫や子宮癌に対する手術も施行しております。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
異なる	13	0.58
180010	敗血症	同一	-	-
異なる	15	0.67
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
異なる	-	-

臨床上ゼロにすることはできませんが、医療の質向上のため少しでも改善すべき項目として、4つの傷病名について公表しております。
【播種性血管内凝固症候群とは？】
本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる傷病です。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態といえます。入院後に発症している症例が多く、感染症が重症化するケースや基礎疾患が影響しているケースが多いとされています。
【敗血症とは？】
病原体が全身に波及したもので非常に重篤な状態です。無治療ではショック、DIC、多臓器不全などから早晩死に至る疾患です。感染症が重症化し発症している症例が多くみられます。
【真菌感染症とは？】
真菌が種々の臓器に定着することに起因する感染症です。
【手術・処置の合併症とは？】
手術や処置をしたことで起きる病態を指します。合併症を発症する確率は患者さんの状態によって引き起こされるため様々です。臨床上ゼロにすることは難しいですが、細心の注意を払い対応しております。

真菌感染症及び手術処置後の合併症については集計条件に当てはまらないため患者数等の公表はしておりません。
当院では感染症の予防のため、感染制御チームによる院内巡視を定期的に行っており感染対策に努めております。

令和４年度 JA稲沢厚生 病院指標

令和４年度 JA稲沢厚生病院指標