あるいていこう2024年8月
夏期休暇を利用して地元の高校生が1日看護体験にやってきました。
看護師を目指す高校生に先輩看護師としてお話しする座談会にも参加しました。
8月の新人研修を紹介します。
人工呼吸器、NIPPV、NHFの管理
臨床工学士から指導を受け、人工呼吸器など自力で呼吸が充分行えない患者に装着する呼吸器について学びました。器械の操作の方法など、呼吸器を触って覚えました。
酸素マスクを正しく装着できるよう実際にマスクを付け、空気が漏れないよう装着できるか実践しました。また、人工呼吸器から送られる空気で呼吸する体験を行いました。鼻をつまんで器械から送られる空気だけで呼吸することは苦しく、自分で呼吸できない辛さを体感しました。
研修後のアンケートでは、
- 人工呼吸器をつけると楽になるイメージだったが、実際に体験してみて苦しいと感じた。
- 人工呼吸器を体験して患者の気持ちを改めて理解できた。
- 人工呼吸器の仕組みを理解し安全に看護ができるようにしたい
などの意見が聞かれました。
生命維持に関わる医療機器を正しく使用し、患者さんの苦痛を軽減できるようケアしたいですね。