JA愛知厚生連 稲沢厚生病院JA愛知厚生連 稲沢厚生病院

JA愛知厚生連 稲沢厚生病院

INTERVIEW採用インタビュー

採用インタビュー

小児科医

野津原 水紀MINORI NODUHARA

納得できる仕事内容と
育児・家事を両立できる最高の職場です

入職したきっかけと今の仕事
結婚・出産までは、三次救急やNICUのある総合病院に勤めていました。出産後は、いくつかの病院や保健所に派遣される代務医師として働き、稲沢厚生病院もその中の一つでした。長女が2歳になる頃、こちらの部長に声をかけていただき、正職員として採用していただきました。次女の出産をきっかけに、家庭の事情も重なって、今は再び代務医師として勤務していますが、子育てをしながら正職員として働き続けることができる環境はしっかり整っていると思います。発熱等病気のときも預けられる保育所があるので、子どもが熱を出しても自分は休まず勤務できますし、常勤の先生にしっかり引き継ぎをして比較的定時で仕事を終えることができます。今は週4日程度出勤し、主に外来と、時々病棟回診や食物経口負荷試験を行っています。代務ですが正職員のように一つの病院で勤務させていただくことで、急性疾患の経過を継続して追うことができ、慢性疾患のフォローもさせていただいています。
結婚・子育てによる働き方の変化

結婚前の総合病院に勤務していた頃は、極めて仕事中心の生活で、時間の制約なく職場に残り、気の済むまで患者さんについていました。結婚後は、ある程度のところでキリをつけることを学び、子どもができてからは、さらに効率よく仕事ができるよう意識するようになりました。また、以前は仕事の休みを取ることはほとんどありませんでしたが、今は子どものために休まなければならないことがあります。お休みのお願いをするときや、定時で帰るための引き継ぎをするとき、こちらの先生方は嫌な顔ひとつされません。支えてくださる先生方のおかげで、勤務時間内は濃密にしっかり働き、時間になったら切り替えて育児・家事をすることができています。仕事も充実しやりがいのあるものであってほしい。けれども子どもは自分で育てたいし、家のこともある程度自分でやりたい。稲沢厚生病院は私の力量の範囲内で、納得できる仕事内容と育児・家事を両立できる最高の職場です。

結婚・子育てを考えている女性医師へのメッセージ

わたしは出産後、子どもが○歳になったら○○時まで、○年生になったら○○時まで働くことができる、そのような計算ばかりしていました。しかし、長男の登園しぶり・登校しぶり・児童クラブ拒否に悩む頃、先輩の女性医師に「母親が何歳まで必要か、子どもによって違うよね」とアドバイスをいただいて、そのような計算はできないんだと気づかされました。それからは、医師の代わりはたくさんいるが母親の代わりはいない、一人の子どもを健康な普通の社会人にするのも両立すべき仕事の一つととらえるようになりました。今は、子どもの成長に仕事を合わせる…と言ってもやはり責任ある仕事なので、日常的には仕事優先も多いですが、数年先の仕事のペースを考えるときは、子どもの成長を見極め、それに応じて仕事量を決め、その中で可能な限り仕事を充実させるように努めています。私にとって結婚や出産・育児は、他では得がたい経験を与えてくれ、人として成長させてくれるものでした。それは仕事でも活かされていると思います。ワークライフバランスは、それぞれの価値観やサポート環境によって一人ひとり違い、子どもに合わせて変わっていくものだと思います。自分らしいバランスを見つけ、支えてくれる周囲への感謝を忘れず、素敵なワークライフを送れることを祈っています。