食べて学ぶ糖尿病教室レポート
2019年12月21日(土)に開催された食べて学ぶ糖尿病教室のレポートです。
今回のテーマは、
五感で楽しむおもてなし料理。
メニューは、
野菜の押し寿司、鯛の昆布締め、海老の香り漬け、
南瓜のそぼろ煮、春菊としめじのお浸し、蒟蒻のわらび餅風
でした。
歯周病は感染症の一で、糖尿病合併症でもあります。
血糖コントロールが乱れた状態は、免疫力の低下や血液の循環が悪くなりやすい為、
感染症にかかりやすく、重症化しやすいとも言われています。
口から食べることを楽しみ続ける為には、
健康な口腔環境、特に健康な歯を維持することが大切です。
今回は“五感で楽しむおもてなし料理”をテーマに、
五感(見た目、香り、音(咀嚼音)、食感、味)で楽しめる献立を考え、提供しました。
普段忙しくて習慣的に早食いになってしまう方々も、
ゆっくり五感で味わって食べることを意識していただきました。
参加者の方からは、
「五感で楽しむ良い経験が出来ました」
「歯を大切にして口から食べることを楽しみ続けたいです」
というご意見をいただきました。
歯(永久歯)は一度失ったら元には戻りません。
今回の講義への参加により、改めて歯の大切さを感じるとともに、
普段から食事をゆっくり味わって食べて頂くきっかけになればと思います。
多数のご参加をありがとうございました。