認知症ケアチームの紹介
2025年には認知症の方が700万人、5人に1人が認知症であると予測されています。当院では2017年4月より、認知症ケアチームを発足しました。
入院すると身体症状や環境の変化によって認知機能が低下したり、せん妄症状(場所や日時がわからなく混乱する等)になる患者さんがいらっしゃいます。
認知症ケアチームは、多職種で構成され、こうした症状に対しての対応のアドバイス等を各立場から行います。慣れない入院生活の中で患者さんやご家族が安心して治療を受け、できる限り元の生活に戻ることができるようにサポートを行っています。
入院中、何か不安なことや心配なことがあれば主治医・病棟看護師にいつでも声をかけご相談ください。
当院の認知症ケアメンバー
- 精神科医師
- 認知症看護認定看護師
- 精神保健福祉士
- 薬剤師
- 作業療法士
- 管理栄養士
- 公認心理師
活動内容
- 週1回の病棟回診
- 入院による混乱を予防するためのケア方法、対応方法、環境調整を提案
- 薬剤調整のアドバイス
- 知識向上のための病院職員を対象とした病院全体講演会の実施
- 家族サポート